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日本にいる外国人マフィア概観

 今回は、『歌舞伎町アウトロー伝説』(溝口敦他、宝島社、2014)、『世界を操るヤクザ・裏社会』(新人物往来社、2003)、『反社会勢力』(ジェイズ恵文社、2014)より日本にいる外国人マフィアを概観します。

1、台湾マフィア


 (1)、老華僑

  ・老華僑とは先に進出した華僑という意味であり、戦前からもしくは戦後直後から日本に住んでいる人たちのことである。新宿歌舞伎町は彼らが作り上げた町である。この日本在住の老華僑達が台湾と日本の闇社会のパイプ役となっていた。1972年の日中国交正常化以前の中国系マフィアといえば、この台湾マフィアであった。

  cf.これに対してバブル末期に日本にやってきた中国人を新華僑という。

 (2)、台湾の「一清専案」

  ・1984年、台湾で「一清専案」という暴力追放運動が始まった。これにより、台湾のマフィアは台湾国内から日本へと逃れ、日本国内の台湾マフィアが一気に増加した。彼らは、敵対する台湾ヤクザと銃撃戦をしたピストル楊事件や、池袋の賭博利権の奪い合いからの発砲事件など凶悪事件を起こした。

 (3)、警察の台湾マファイ撲滅作戦

  ①、きっかけ

   ・1992年9月、新宿歌舞伎町の路上で巡回中の警察官が、台湾の芳明館というマフィア組織の最高幹部・王邦駒(ワンバンチュウ)にパスポートと外国人登録証の提示を求めたところ、発砲され即死する事件が起こった。王は台湾で殺人や警官に対する傷害によって国際指名手配をされて逃走していた所であった。

  ②、台湾マファイ撲滅作戦

   ・王の事件をきっかけに、警察の台湾マフィア撲滅作戦がはじまった。さらに、やりたい放題をしていた台湾マファイに対して日本のヤクザも不満を持っていたころから、これを側面から支援した。最終的に、彼らを支えていた老華僑達も手を引き、台湾マフィアは日本を去り台湾へと帰国した。

2、イラン人マフィア

 (1)、不良イラン人の跋扈

  ・1980年代末から1990年代にかけて、不良イラン人が跋扈するようになった。彼らは日本のヤクザのシャブ権益を犯さず、MDMAなどの合成麻薬などの密売をしていた。

 (2)、ヤクザの下請けへ

  ・ヤクザはこの不良イラン人に目をつけて、偽造テレカ、シャブのパケ売り、外国人娼婦の用心棒、アクセサリーの路上販売などを行わせていた。

 (3)、イラン人マフィア組織の結成とヤクザとの絶対的主従関係

  ・ヤクザの下請けをしてもたいして金にはならず、逆に警察に捕まれば強制送還の可能性もあることから、自主的なイラン人マフィア組織の形成を指向するようになった。しかし、イラン人がヤクザの親分の金を強奪する事件が多発し、これに対してヤクザがイラン人を片っ端からさらってリンチをするというイラン人狩りを行い、結局イラン人は組織を結成するまで至らずに、ヤクザの絶対的主従制下に置かれるようになった。

 (4)、消滅

  ・日本の長引く不況の時期になると、イラン人達は日本を去り帰国した。
  
3、大陸系マフィア

 (1)、日本進出

  ①、上海グループの日本進出

   ・大陸系マフィアは、北京、上海、福建など出身地ごとにグループを形成する。大陸マフィアの最初は、バブル経済末期の1992年から1993年頃にかけて、上海グループが新宿歌舞伎町への進出である。彼らは上海レストラン「ニンスーチューチュー」という店を拠点に活動を行った。

  ②、北京グループの日本進出

   ・上海グループに続いて、北京グループも日本にやってきて新宿に拠点を作る。

 (2)、快活林事件

  ・やがて中国人グループの間でトラブルが多発するようになり、1994年8月10日、快活林という中華料理店に上海人5人がなだれ込み、店長、従業員、客の3名を切り裂く事件が起こった。この事件の背景は、上海と北京グループの裏利権の奪い合いと、人気料理店である快活林の電話番号の譲渡問題があった。

 (3)、東北グループの日本進出

  ①、東北グループの日本進出

   ・2000年以降は、日本政府の私費留学生受け入れの拡大政策で日本語能力が高い東北出身者を優遇したこともあって、東北出身者がたくさん入国し、彼らの一部が東北マフィア組織へと入っていった。東北グループは凶暴なことで知られている。

  ②、パリジェンヌ事件

   ・2002年9月、歌舞伎町の喫茶店パリジェンヌで、住吉会幸平一家の組員が東北マフィア幹部・金石らに銃撃されて死傷する事件が起こった。これに激怒した幸平一家は2002年10月に運転手を務めていた張立濤を暴行して刺殺し遺体を遺棄する報復を行った。老華僑が仲介をしてヤクザと東北マフィアが手打ちを行ったが、そこに出席した東北マフィアは300人ほどで、日本に大陸系マフィア組織が根付いていることが明らかとなった。
  
4、アフリカ系マフィア

 (1)、ガーナ系

  ・2012年より、駐日ガーナ大使が賃借していたビルの一室で違法カジノ営業が行われており、ガーナ大使もこのカジノに出入りしていたという。約2年間で2億円ほど売り上げており、一部がガーナマフィアに流れていたという。ガーナ大使が関わっていたとして、日本政府や外務省に衝撃を与えた。

 (2)、ナイジェリア系

  ①、強盗

   ・ナイジェリア人が日本人女性と結婚して居住権を確保した上で、歌舞伎町などを中心にぼったくりバーや昏睡強盗などを繰り返している。

  ②、自動車窃盗

   ・2014年、窃盗されたトヨタのハイエースを中心とする車約2000台、約30億円を買い取っていたとしてナイジェリア国籍の男が逮捕された。


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