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同和事件史 「北日本同和会」による出資法違反と融資仲介恐喝・暴行事件

 今回は、『新・同和問題と同和団体』(高木正幸、土曜美術社、1988)より、「北日本同和会」による出資法違反と融資仲介恐喝・暴行事件についてまとめます。

1、意義

 ・中小企業や小規模事業者が金融機関から融資を受ける時に、信用の乏しいこれらの者のために保証人となるのが、信用保証協会である。この事件は、「北日本同和会」を名乗る二人組が、中小企業経営者に信用保証協会から保証をうけて金融機関から融資を受けられるように仲介すると持ち掛けて、法外な仲介手数料をとったり、金融機関や信用保証協会の担当者を「同和」の名のもとに、融資をするように、または保証をするように恐喝したり、さらには暴行をしていた事件である。

2、出資法違反事件

 (1)、事件
  
  ・1981年4月、「北日本同和会」を名乗る二人組が、山形県酒田市の金融業者から依頼をうけて、出資法4条1項で禁止されている手数料の上限5%を超える8%の手数料をとっていたとして逮捕された。その他、この二人組は、山形や秋田で計37件、3億数千万円の融資仲介を請負い、8%から10%の法外な手数料をとっていた。

 (2)、出資法4条1項

   金銭の貸借の媒介を行う者は、その媒介に係る貸借の金額の百分の五に相当する金額(当該貸借の期間が一年未満であるものについては、当該貸借の金額に、その期間の日数に応じ、年五パーセントの割合を乗じて計算した金額)を超える手数料の契約をし、又はこれを超える手数料を受領してはならない。

3、信用保証協会の職員に対する暴行事件

 ・1982年9月、同二人組は、秋田市の信用保証協会の職員に融資の保証を依頼したが断られた腹いせに職員を殴ったとして、暴行罪で逮捕された。

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