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右翼団体小史(15) 行政調査新聞社

 今回は右翼活動を行っている側のインタビューをまとめた『右翼の言い分』(アスコム、宮崎学、2007)より行政調査新聞社についてまとめます。

1、概要

 ・亜細亜同質主体民族主義思想に基づいて結成された新亜細亜同友会の機関誌が前身となり、昭和57年(1982)に、『行政調査新聞社』を刊行する独立した新聞社として埼玉県川越市に設立される。「悪徳政治屋、悪徳官僚、良心を放棄した警察機構、アメリカ輸入の純粋近代主義に悪乗りしたエセ文化人」の後始末、整理することが役割であるとして、腐敗行政機関への監視と抗議活動を行っており、地元政界と業界の癒着、市の職員の公金横領、県議のセクハラなどするどい追求の矛先を向け、市長のクビを飛ばしたこともある。

2、松本州弘社主のインタビュー

 (1)、右翼について

  ①、「右翼」という言葉について

   ・「右翼」という言葉では、フランス革命の際に議長席から見て右側に保守派、国粋派が位置していたことに由来します。それを日本語に直訳して用いたものですね。じつは日本で「右翼」と総称される民族的思想の系譜というのは、政治的な思想で括れるものではないと私は考えています。保守派なり国粋派という思想的属性というのは、政治の現場でのみ有効な名札に過ぎません。そんなものは、市井に生きる草民たる大衆には大事なものだと言えません。

  ②、草民の思想とは

   ・私は、仏神に感謝し、長上の敬を忘れず、行いを慎み、働いては子を養い、過ちを正して弱者を救うといった、一般大衆の知る「常識」ともいえるものだと考えます。我々が強いて「右翼」と任じるのだとすれば、単に政治的な思想と行動律をもって「右翼」であるわけではなく、あえて言えば、人の道を国家の基本と考える者が「右翼」であると思います。

  ③、墨子思想

   ・私自身の思想的源流というのは、墨子にあります。墨子というのは「非攻」「兼愛」を説いてますが、非力な平和主義のことを意味しているわけではなりません。人として正しいことは何か、どうすれば国をよくすることができるのか、このことを為政者たちが身命を賭して考え、実践すれば国は強くなる。国が強くなれば、他国の思想や暴力に支配されることはないという簡潔明瞭な考えなのです。今の「右翼」に、この墨子の思想的な原理原則を見出せるかとえば、はなはだ心許ないことではありますがね。

  ④、右翼思想の本分

   ・右翼思想の本分というのは、民族的自立をもって主権在民を実践する国家を形成することです。立法、政治、経済において、国民の自由と平和を弊害するすべてのものが、右翼の敵となるんです。それらの打倒のために我が身をいとわない精神性こそが、右翼的な体質の根本だと思いますね。

 (2)、大アジア主義について

  ①、大アジア主義とは?

   ・大アジア主義とは、庶民的な目線でいえば家族主義と表現できるものなんです。我々はこれを「亜細亜同質主体民族主義」と主張しています。かつての大アジア主義、あるいは大東亜共栄圏という構想は、残念ながらアジア侵略を正当化する軍によって吸収され、利用されてしまうわけです。その結果、日本主義やアジア主義を唱える人は戦争推進者だととらえられるようになりました。しかし、そうとらえるのは大きな間違いです。大アジア主義というのは、白人主義の世界観と価値観からアジアの民が精神的独立を求める思想なんですね。政治思想とは別に、非アジア的なものを排除しようという意思が深奥に潜んでいるわけです。ただ、誤解のないように言っておきたいんですが、私が掲げる大アジア主義というのは、「東洋対西洋」といったような衝突や対立を前提としたものではなく、単純明快に「アジア人によるアジアのためのアジア」を謳うものです。

  ②、アジア人が共有する「義」の意識

   ・アジアには民主主義とか共産主義とか、左翼インターナショナリズムだとか右翼愛国派といった主義主張とはまったく別の連帯感があります。それは頭の中に構築された主義主張などとはかけ離れた、アジアの民のなかに持ち続けている連帯感といったものがいいかもしれませんね。分かりやすい例で言えば、アジアの人々が持っている「義」に対する感覚ですね。日本人とアジアの人々のあいだには、ある共通の美意識が存在しているんです。誰に教わったわけでもなく、遺伝子レベルでアジア人には「義」の意識を共有しているとしか思えない部分があります。こうした本質的な部分で私は大アジア主義に目覚め、運動に参加していったわけです。

  ③、アジア主義の原点

   ・アジア各地を歩き回ったときに感じた故郷を懐かしむ心の動き、そこに大アジア主義の原点があると私は思います。民族の根源は、自らが居を構える郷土にあるんです。郷土の土地を愛し、故郷の自然を愛し、郷土の人々と同じ思いをし、同じ方言で語らなければ、なんの理想も目的も生まれてきません。格差をなくし、いじめをなくし、美しい郷土をつくることは、美しい日本をつくることにつながります。それが美しいアジアをつくることにつながります。大アジア主義の原点にある、私はそう実感しながら生きてますね。

  ④、行政調査新聞社の役割

   ・国家とは郷土の延長戦上にあるものですよ。郷土は小さい国なんです。この小さい国である郷土が、政治の汚濁にまみれないよう守っていきたいという思いを私はもっています。官製談合だとかね、行政が民間業者と手を結んで甘い蜜を吸おうとするのは、庶民の目線で物事を考えていないからです。地方にいると日本の政府の矛盾がよく見えます。地方の庶民の目の高さでものを語り、ものを見ていかないと、日本を正すことはできません。

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