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司忍(篠田建市)組長のインタビュー

 2011年10月1日に産経新聞にのった山口組組長の司忍(篠田建市)氏のインタビューのメモです。

1、暴力団排除条例について

 (1)、法的な問題点

  ・やくざが、その親、子ども、親戚、幼なじみとお茶を飲んだり歓談したりしても「周辺者」とみなされて処罰されるのは異常である。今回の条例は法の下の平等を無視し、法を犯してなくても当局が反社会的勢力だと認定した者には制裁を科すという一種の身分政策だ。今は反社会的勢力というのは暴力団が対象だが、今後拡大解釈されていくだろう。

 (2)、これからの暴力団・暴力団員について

  ・厳しい取り締まりになればなるほど、裏に潜っていかないといけなくなる。それを一番危惧している。

  ・暴力団を辞めた組員は食えない。元組員や前科者を雇ってくれる企業など現実にほとんどない。ましてやこの不況だ。となればすぐに金になる悪事に走る。コンビニ強盗、窃盗、薬物、ほかにもいろいろあると思うが、元組員となればわれわれが意見することもできない。しかも暴対法は指定暴力団を対象にしていて、組を抜けたこうした犯罪集団には何の効果もない。

 (3)、警察のもくろみ

  ・一連の流れで思うのは、暴力団排除キャンペーンは警察の都合ではないか。別にやくざ絡みの犯罪が増えているわけではないし、過去にもパチンコ業界への介入や総会屋排除などが叫ばれ、結局、警察OBの仕事が増えた。今回も似たような背景があるのではないだろうか。

2、山口組の運営について

 (1)、組員について

  ・やくざやその予備軍が生まれるのは社会的な理由がある。

   →山口組には家庭環境に恵まれず、いわゆる落ちこぼれが多く、在日韓国、朝鮮人や被差別部落出身者も少なくない。
 
  ・このような社会の落伍者のよりどころになってきたのがやくざである。しかし、やくざという枠を外れると規律がなく、処罰もされないから自由にやる。そうしたら何をするかというと、すぐに金になることに走る。強盗や窃盗といった粗悪犯が増える。よって、これまで以上の任侠道に邁進する組織し、組員ひとりひとりが普通の暮らしをし、犯罪をおかさないようにする。
  
   →山口組では一般の人よりも長幼の序とか、そういうことは厳しく守られている。ホテルとか公共の場で徒党を組まないとか3人以上で歩かないとか、そういう面でも厳しくしている。

  ・暴力団をなくすために山口組を守りたいと考えている。

 (2)、他の組との関係について

  ・山口組を解散し、80の直系組織が個々の団体になった場合、当然縄張り争いが起き、抗争事件が続発している九州のようになるのは間違いない。今はほとんど抗争事件は起きていないし、ほかの団体とも平和外交に徹してきた。だからこそ、山口組を維持することが俺の責任であり、義務であると思っている。

  →やくざと仲間内のけんかはつきものだったが、すでにそうした時代ではないと認識している。

 (3)、山口組の資金源

  ・かつては港湾荷役や芸能興行を正業としていた。今も基本的には変わらないが、建設関係などまっとうな仕事もあるが、今は暴力団と関係があるというだけでそうした仕事はできない。人材派遣も、飲食業もできない。どういう方法で正業が立つかと検討している。悪に走ろうと思ったら、明日からでもできるが、任侠を標榜している以上、人の道に反することはしない。

 (4)、芸能界との関係

  ・昔は興行でかかわったが、今はもう、われわれが芸能界から恩恵を受けることは一つもない。むしろ、われわれは利用されている。芸能事務所などが仕事をとるために、どこそこの組と関係があるとうたっている。祝儀をあてにしてわれわれのところを訪ねてくる芸能人もいる。

3、警察と山口組・弘道会との関係

 ・山口組や弘道会が警察から集中的に狙われるのは、組織が大きく、法に触れた者が多かったからである。弘道会は反警察で、警察の家宅捜索に協力しないとされているがそうではない。

  →昔から反警察ではない。地域で何かやるときは警察に協力することもある。例えば天皇陛下が来られる、著名人が来るから自粛しなさいといわれれば従っている。反警察といわれること自体驚いている。

  →家宅捜索は、組員とトラブルになったところだけがテレビなどで放映されるので、そういうイメージがついているのだろう。山口組を含めて、6代目の体制になってからは警察に速やかに入り、調べてもらいなさいという姿勢をとっている。

4、山口組と覚せい剤・不良外国人との関係

 ・山口組は厳しく覚醒剤と不良外国人との接触を禁じている。

 (1)、覚せい剤について

  ・末端の組員の一部不届き者たちが禁止事項を破り、われわれの目を盗んで己の欲望を満たすために任侠道の名を汚していることは紛れもない事実。だから、せめてそういう組員を少なくしないといけないということで麻薬撲滅を標榜している。まず内側から浄化していかないといけないということだ。外部に対して撲滅なんておこがましいことを言っているわけではない。

 (2)、不良外国人について

  ・日本のやくざが行き過ぎだと思える法令、条例が施行されて以降、われわれが自粛している間に東京の池袋や新宿、渋谷、あるいは名古屋、大阪などのたくさんの中核都市に組織拠点をつくり、麻薬、強盗などあらゆる犯罪を行っている。これが今後、民族マフィアと化していったら本当に怖くなるだろう。こちらもおこがましいが、それらの歯止めになっているのが山口組だと自負している。

5、破門者について

 (1)、数

  ・人数ははっきりとわからないがかなりの数に上る。山口組の1次団体はともかく、2次団体や3次団体は10人くれば9人は破門になっている。

 (2)、破門者の問題

  ・破門された者は1人では何もできないから、破門者同士が集まって徒党を組み、グループをつくっている。それが不良外国人と組んで窃盗をやったり、いろんな犯罪をしている。

   →新聞に山口組関係者が多く摘発が増えているように掲載されているが、過去に破門、絶縁された者があたかも現役組員のように発表されているためだ。
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