FC2ブログ

右翼団体小史(4) 大日本一誠会

 今回は右翼活動を行っている側のインタビューをまとめた『右翼の言い分』(アスコム、宮崎学、2007)より大日本一誠会についてまとめます。

1、概要

 (1)、設立

  ・昭和46年(1969)に、「愚連隊の神様」と呼ばれた万年東一によって結成された。日本の弥栄を念じ、捨て身で皇道維新に邁進することを目的に、戦没者追悼平和記念館建設に反対するなどの運動を展開している。

 (2)、事件史

  ①、スクリーン切り裂き事件

   ・横浜の映画館で上映された南京大虐殺の映画に抗議して、スクリーンを切り裂く事件を引き起こした。

  ②、ゼネコン会長謝罪要求事件

   ・ゼネコン汚職の際に、日本刀をもってゼネコン会長に謝罪を要求した。

2、渡邊謙二前会長のインタビュー

 (1)、言論とテロについて

  ①、言論について

   ⅰ)、宮崎学氏

    ・(加藤紘一邸放火事件)後、暴力的な方法はいけない、言論には言論で応えるべきという意見がありましたね。これについてはどう考えますか。

   ⅱ)、渡邊謙二氏

    ・言論側がそういうのであれば、我々も同じ場で反論できる下地をつくってもらわないと公平じゃないと私は思いますね。現実的に、我々には言論の自由に対抗できるものがありません。

  ②、テロについて

   ⅰ)、宮崎学氏

    ・右翼には言論が保障されていないということですか。では、暴力という手段に踏み込むべきか否かについては、どう思いますか。

   ⅱ)、渡邊謙二氏

    ・テロは右翼には必要な手段だと私は思いますね。右翼はやっぱりテロですよ。我々の先輩たちは、抗議文や質問状を出したら、相手から返事をもらうまでは帰って来なかったそうです。最近の右翼は、抗議文を出して、相手の事務所に行って、名刺をもらってきて、事後報告して、それで終わりにすることが増えました。それが右翼の現状なんですよ。

 (2)、ネット右翼について

  ・我々民族派としては、自分がやっていること、言っていることに体を賭けています。この人たちは、そうではない。その覚悟の部分が、我々との違いではないでしょうか。

 (3)、警察について

  ①、警察の取り締まりについて

   ⅰ)、宮崎学氏

    ・今は警察権力が右翼に対して厳しくなったんじゃないんですか。

   ⅱ)、渡邊謙二氏

    ・そうですね、おっしゃるとおりだと思います。我々は社会のためによかれと思って運動をしているんでうすが、街宣や集会などで大勢の人が集まる際には、警察は最初から私たちをまるで犯罪者であるかのように扱います。集合地点の手前に検問を置き、我々に「免許証を見せろ」「シートベルトしてるか」「変なもの積んでないか」って言ってくるわけです。私たちは、ケンカのためではなく、啓蒙運動のために集まっているにもかかわらずです。これには、本当に頭にきます。悪いことをしようとしてるわけではないのだから、警察は我々をスマートに通らせるべきなんです。ただ、こうなったのには、我々にも責任があります。街宣車の上から一般の通行人に罵声を吐くようなことをしていれば、大衆からの支持なんて得られません。警察が我々に対して締め付けを強化できるのは、警察のやり方が世間に支持されているからです。もう少しスマートに右翼民族派が運動を積み重ねてきていれば、状況はまた違ったと私は思います。

  ②、自首について

   ⅰ)、宮崎学氏

    ・今まで右翼は、法に触れることをやったらその時使用した武器をもって警察に自首するというのが男らしいという文化がありました。それが右翼の生き方なんですか。
  
   ⅱ)、渡邊謙二氏

    ・生き方の問題でもありますが、所属している組織の宣伝になったことも、大きな理由の一つです。ただ、これからは右翼やヤクザのそうした部分は変わらざるえお得ないでしょうね。これだけ刑がきつければ、そうなっていくと思います。

 (4)、ヤクザとの関係について

  ①、昔のヤクザと右翼の関係

   ・昔の右翼は大所高所に立っていました。ヤクザも右翼に一目を置いていました。右翼はシマ(縄張り)のためじゃなく、日本の国のために仕事をしていたからです。沖縄から北海道まで全部が、いわば右翼のシマ(縄張り)なんです。昔は「やっぱり右翼はすごおいな」ってヤクザが右翼を認めていたんですよ。

  ②、今のヤクザと右翼の関係

   ・今は、たとえば悪い人物がいて、我々が街宣をかけたりして攻めると、必ずと言っていいほど地回りの組織が出てきます。攻められた奴が、そこの親分に仲裁を頼みに行くからです。そしたら私たちが呼びつけられて、親分から「これで泣いてくれ」って金を渡されます。我々も馬鹿だから、小さな金にコロッと転んで運動をやめます。これでは、ヤクザは右翼を軽く見るようになりますよ。だから、我々にも責任があると私は思います。

 (5)、活動資金について

  ・本部以外は、みんな働いていますよ。働いて得た給料のなかから会費を出してもらって、そのお金で活動しています。会員たちの職種はいろいろです。

 (6)、アメリカと中国について

  ①、アメリカについて

   ・日本はアメリカに原爆を落とされましたが、これだけ復興した。私はね、日本の繁栄はアメリカのおかげだと考えているんですよ。だから、アメリカが過去に日本にしたことについては、水に流したほうがいいとも考えています。

  ②、中国について

   ・それと同時に私は、中国にも日本と同じように考えてもらいたいと考えています。日中の間には、確かに歴史的な問題がありました。しかし、戦後61年にわたって、日本も相当、中国を支援してきました。中国もそろそろ、未来を見据えて日本とつきあうべき時期にきているのではないでしょうか。今、日本の学校には中国の子どもたちがきています。日本人も中国の学校に行っている。お互いにホームスティしたりしているわけですよ。これだけ交流が活発になったのだから、過去の忌まわしい戦争の記憶をすべて水に流すことは、お互いにとって意味のあることなんじゃないでしょうか。

関連記事
スポンサーサイト
デリヘルもソープもイメクラも気に入った子がきっと見つかる
超大型リニューアル中の大好評風俗情報サイト!
[PR]

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する