FC2ブログ

右翼団体小史(7) 大日本朱光会

 今回は右翼活動を行っている側のインタビューをまとめた『右翼の言い分』(アスコム、宮崎学、2007)と大日本朱光会のホームページより大日本朱光会についてまとめます。

1、概要

 (1)、設立

  ・野村秋介氏との出会いと指導によって愛国運動に目覚めた阿形充規氏が、昭和52年(1977)に、反天皇・反民族・反国家的な非日本的状況を一掃し、愛国の理念に基づいた日本民族主義運動を担うことを目的に、大日本朱光会を結成する。また、運動の全国的拡大のために12団体と協賛し、国民協議会を発足させる。

 (2)、事件史

  ①、都知事演説中の太田薫候補への投石事件

  ②、旧ソ連大使館上空で、大韓航空機撃墜を批判するビラを散布しハイジャック禁止法に問われた事件

  ③、皇室批判活動をする左翼活動家との乱闘事件

  ④、日本刀などを所持して教員を人質にし、日教組本部を占拠して立て籠もる事件

2、阿形充規名誉顧問のインタビュー

 (1)、右翼が目ざすものについて

  ①、現在の右翼の敵とは?

   ・昔は共産主義者や日教組と徹底的に戦えばよかった。これからは岐阜県や北海道警の裏金づくり、福島の談合問題など、ありとあらゆる社会の巨悪と戦わなければいけない時代です。我々の本分は、日本人に不利益をもたらす敵と戦うことです。社会福祉の問題や医療の問題、年金の問題など、民族運動の一環にとりいれていかなければいけない問題がたくさんあります。これらの問題を放置すれば、日本の国そのものが大きな混乱の中に巻き込まれることでしょう。そんな危機感をもつようになりました。

  ②、右翼が目ざす国家とは?

  ⅰ)、宮崎学氏

   ・「北朝鮮は独裁政権だから悪い」と批判する人がいますが、右翼の人たちがイメージしている国家とは、じつは北朝鮮に近いものがあるのでは。

  ⅱ)、阿形充規氏

   ・あの国は独裁主義だから、あれだけ国粋主義になれたのでしょうね。私は日本が天皇を中心としたある程度の独裁的な国家であってもいいと思っています。ある勉強会で、ある先生が、日本が戦争に巻き込まれたときに、どう対処すべきかをお話されていたんですが、そのなかで天皇陛下の戦争責任に触れるようなお話があったんです。それを聞いて私は「戦争に巻き込まれるようなことがあれば、昔と同じように天皇陛下万歳でいいじゃないか。俺はそういう精神で、なにかあったときは突っ込むつもりでいるよ」と発言しました。仮にも民族派であれば、日本が戦争に巻き込まれたときに陛下に危害が及ばぬよう肉弾となって戦う覚悟をもたなければいけないと私は思いますね。民族派はそれぐらいの心意気をもつ必要があるんじゃないかと思うな。皇室を中心にした日本の伝統文化というのは、他国にない日本ならではの美しさだから、命を懸けて守っていきたいですね。

 (2)、靖国神社について

  ・戦争したいなんて、一度だって思ったことはありません。外敵から日本を守らなければいけない事態になれば、軍事力を増強しなければいけないと思いますが、これについては一般の方と意見はかわらないと思います。日本を軍国主義国家にしたいとは、私は考えていません。靖国神社の遊就館には、戦闘機や回天魚雷などが展示してあります。この操縦桿を握って敵艦に突っ込んでいったのは、20歳そこそこの若者たちです。彼らは、どんな思いで自らの尊い命を投げ打っていったのか。それを考えれば、靖国神社を軍国主義の象徴などとは誰も思えないはずです。参拝することについても、同様です。靖国に参拝する人は全員、英霊を弔い、平和を祈願する人たちだと思って間違いありません。靖国参拝を批判する人には、靖国に行ってみて、亡くなった英霊を頭の中に浮かべてみてほしいと私は思います。戦闘機に乗って敵艦に突撃して亡くなった人の気持ちを思えば、戦争をしたいとは思いません。自分は死んだってかまいませんが、娘や孫には戦争で命を失わせたくありません。平和がいちばんです。

 (3)、天皇について

  ・正直言うと、私も民族派運動をやるまでは、皇室には無関心でした。だけど、30年間、欠かすことなく一般参賀や天皇陛下の誕生日に皇居に行ったことで、天皇陛下のお顔を拝見すると、スーッと、なんともいえない、心が安らぐ気持ちを感じるようになりました。天皇の存在を肌で感じる感覚が私にはあるんです。そうなると、天皇を敬うという気持ちが湧き出してくるものです。それこそが、民族派の天皇に対する本当の心の本質です。ヤクザが親子の盃に感じるものと違いはないと思います。

 (4)、ヤクザについて

  ・ヤクザで国粋主義者じゃない人は、まずいないです。民族運動をやっている人間に対して共感を覚えています。また、民族運動をしているほとんどの人と任侠の方々の行き方には似ている部分がたくさんあります。体質が似ているから、任侠の人は民族派のことをいろいろ支援してくれます。逆に民族派の人が任侠の人たちに協力することもあります。両者の存在は、非常に近いと言えます。ただ、ヤクザの場合は自分が親と決めたものに対して忠誠を誓い、体を賭けてでもその人に尽くすという精神があります。だけど、国粋主義運動をする人は、やはりその人の主義主張に共感を覚え、その人の門下生になるという形が多い。

 (5)、大日本朱光会の運営

  ①、入会者

   ・昔は元暴走族の子が、右翼の勇ましさに憧れて入ってくることが多かったですね。右翼の力をカサにきれば、暴走族以上に羽振りを利かせられると彼らは思ったのでしょう。ところが今は、かつてのように軍艦マーチを流して街宣車の上からガンガン大声を張り上げたら、すぐに警察に捕まってしまう。うちの街宣車は従来の街宣車の黒色のイメージとは異なり、ほとんどがシルバーメタリックです。会員には「旗も出さなきゃ、軍歌も流すな、女性の声でアピールして、国民に親しまれるようにしろ」と言っています。そうすると、「街頭宣伝を聞かせてもらいました。非常に共感する部分があるので入れてください、勉強させてください」という人が出てくるからです。だから、昔と比べると、団体に加盟してくる人間の質が違ってきました。最近は、我々の思想に共鳴して入ってくる人が増えました。こんなことを言ったら怒る人が出てくるかもしれませんが、昔の暴走族流れの人間が30人来たところで、残るのは1人か2人でした。しかし、最近の人間はけっこう長続きします。これが以前と大きく違うところですね。また、会社で働きながら運動を続けてるという点も、最近の加入者の特徴だといえます。

  ②、退会

   ・団体によって違うかもしれませんが、うちの場合はやめるのは大変ではないと思います。やりたくないものを引っ張ったって、こっちが迷惑するだけですから。主義主張が合わなくなったら、運動に参加しないほうがいい。私たちは会員に対して、皇居の一般参賀、靖国神社の8月15日の参拝、建国記念日の参拝などについても出たい人だけでるように言っています。逆に言えば、甘い気持ちで来る奴は必要としない。そういう主義です。都合のつかない場合は別ですけれども。また、会の名誉を傷つけたり、会に不都合なことをしたものに対しては、ヤクザと同じように除籍通知や破門状、絶縁状を出す団体もあります。うちの場合は、このようなケースでは、機関誌に書くことにしています。

  ③、会員

   ・(朱光会に)専従はいませんね。みんなそれぞれ、仕事をもっています。

  ④、活動資金

   ・昔は民族派団体に対して企業が金を出してくれましたが、総会屋対策であるはずの商法改正によって、こっちもダメということになってしまいました。政治家がそのぶん、企業に食い込んでいます。これについては、法律の悪用だと私は思います。今は組織犯罪処罰法や共謀罪などで、ヤクザへの締め付けが厳しくなっています。これは警察は、右翼にも適用してくると思います。私たち右翼団体は、政治資金規正法によって、選挙管理委員会に活動内容を届け出なければいけません。政治献金を受けたら、政治資金収支報告書を出しているんです。それにもかかわらず、当局からは、我々に対しての政治献金には厳しい締め付けが行われ、献金をしてくれる人たちに圧力をかけ、政治団体として扱われていません。非常に矛盾があります。

 (6)、ネット右翼について

  ・寝言くらいにしか思っていません。ただ、今まで私たちが街頭で演説しても聞いてくれない人が多かったのですが、これからは耳を傾けてくれる人が増える可能性はあるとは思います。我々の演説を聞いた人が「本気で取り組んでいるのか」「こいつは本当にやってくれるのか」と感じて、考え方を転換してくれるといいですね。あくまでも、ほのかな期待をもっているというだけで、彼らを取り込むために特別なことをしようと考えているわけではありません。

関連記事
スポンサーサイト
デリヘルもソープもイメクラも気に入った子がきっと見つかる
超大型リニューアル中の大好評風俗情報サイト!
FC2公認の男性用高額求人サイトが誕生!
稼ぎたい男子はここで仕事を探せ!

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する